デザインの役割とメリット

「デザインって、どのようにお客さまの役に立つのだろう?」
お客さまにわかりやすくご説明するために、改めて考えてみました。

デザインとは、単に情報を整理してきれいに見せるだけのものではありません。
たとえば企業さまのなかで、ある商品やサービスのパンフレットを作ることが決まったとします。そのパンフレットには、その商品・サービスに関する必要な情報がきちんと載っていればいいのでしょうか?デザインは、情報を整えて見栄えよく伝えるだけのものでしょうか?

デザインの役割、メリットはそれだけではないと私は考えています。
私たちにとってのデザインは、いわゆるデザインワークの前、つまりお客さまのヒアリングによって内容を把握し、お客さまの意図や考えを理解するところから始まります。そのうえで媒体が増えても決してブレることがないようにしっかりとコンセプトを立て、それからデザインワークに入っていきます。

情報をわかりやすく整理するのは当然ですが、大切なのは商品やサービスに企業さまが込めた想いを知ってもらうこと、そしてその商品やサービスがユーザーにとってどのように有益か(たとえば生活の役に立つ、楽しい時間を過ごせる、時間を節約できるなど)まで理解してもらうこと。同時にデザインという味付けによって読む気にさせたり共感を得たり、さらにその商品やサービス、企業さまにふさわしい世界観を創ることも重要になってきます。

このようなことを「正しく伝える」のがデザインの役割であり、お客さまにとってはデザインのメリットになると考えています。
そんなデザインを「正しく創る」ことを目指して、私たちは日々デザインと向かい合っています。

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